なんか、救われたよ。

町子の癌闘病記録(3)

生きてれば辛いことだらけって言うのが
この世の常なのかもしれません。
でも私の人生はと言うと、幼き頃から今に至るまで
とても壮絶で、もう、誰とも話したくなくなりました。
私が何、悪いことをしたというのでしょう。
私は今日まで、真面目に心、優しく生きてきたじゃないですか。
そんな私のことを、どうして、何度も何度も受難に遭わせるのですか。
私の心は悲しみで一杯です。

私の余命は、あと一年間だそうです。
泣いても笑ってもあと、一年で天国に行けるんだ!
と思うと満更でもないです。

主人のことやY医師。
あと元警察官のAのことは
この三人が、私に何をやったか、そうして今もなにをやっているか
この闘病記録に、おいおい書いてゆこう…。
そう、思っています。

とりあえず、町子さんはあと一年で死ねるよ。
そう思ったら、なんか救われました。