神様、感謝します!

今日は水曜日です。
今日は早起きをして、Y先生ンとこに行って来ました。
Y先生は、厳しい先生です。
決して私のことを甘やかしません。
私は今日、先生の前で夫のことを裁きました。
先生は私の話を「そっか。」「そっか。」って聞いていました。
私の話が終わるとY先生は
「で、あなたは、どうしたいの?」
「あなたはご主人のことを愛してるの?」
「あなたはご主人のことが好きじゃないの?」
「どっちなの?」
私が「好きじゃない。」
「愛してない。」と言うと
「それだったらもう、ご主人とは、さっさと離婚すればいいじゃない。」
夫も「そうですよ。」「私も離婚した方がいいと思うんですよ。」って言いました。
そしたら、
「ご主人、調停離婚という手もありますよ。」って
Y先生が言いました。

「調停離婚。」
て、Y先生に言われて私も夫も「はた。」としました。
私も夫も言葉が出ませんでした。
夫は、「町子は障害者なので。」って言いました。
先生は「あなたはどうなの?」って言いました。
Y先生、怒っています。
私はこれは、Y先生に思ってることを素直に話した方が良いなと思いました。
私は、「先生、この間、私、癌の手術をしたでしょう?」
「そのとき、後になって聞いた話なんだけど、手術中、私はずっと
「三生。」「三生。」っておとうさんのこと呼んでたんだって。」
「これが全てを語っているんじゃないのかな…。」って言いました。
先生も「それが全てを語ってる。」って言いました。

Y先生は
「あなたの隣人を、自分のことのように愛しなさい。」って
あなたも知っているでしょう?」
「私も知っている。」
「でも主人は、毎晩、毎晩、私のこと裏切るんだよ。」って私が言うと
先生も「毎晩、毎晩はきついなあ。」って言いました。
「じゃ、これは?」
「あなたも放蕩息子の話、知っているでしょう。」
「放蕩息子が向こうから歩いて来て。」
「それを見ておとうさんは両手を広げて…」って言って
Y先生は、私の前で両手を広げてみせて…。
そこで私は「先生、わかった。」って言って泣き出しました。

先生は
「わかってくれた?」
「あなたも放蕩息子のお父さんになりなさい。」
「じゃ、またね。」って言って笑ってくださいました。